おはようございます!伊達マンです!
映画サマーウォーズといえば夏の定番金曜ロードショーみたいになってきましたね(笑)
最近ふと、この映画の内容を思い返していて
『僕が最近注目してやまないe-Sportsの世界って、この作品が出たころからビジョンが見え始めていたのかな?』
なんて色々想像していました
というわけで!
今回は少し変わった視点でe-Sportsの今後を想像しようと思います
そもそもe-Sportsって何?という方はぜひこちらも見ていってください!
サマーウォーズの中でのゲームとは
映画サマーウォーズの公開日とe-Sportsの誕生のタイミングは?
(C) 細田守 マッドハウス/「サマーウォーズ」製作委員会
映画サマーウォーズの初出は2009年でなんと10年前
当時、サマーウォーズに出てくる仮想空間OZの世界観に圧倒されながらも、適度な近未来感にドキドキしたのを覚えています
こちらでも解説していますが、2009年公開のサマーウォーズに対してe-Sportsの世界は、確実的な誕生のタイミングはないにせよ、2000年ごろからe-Sportsの起源と呼べるような、大規模なゲーム大会は世界各地で開かれていました
このことからもサマーウォーズ内でそれらしい描写が取り入れられていたのは監督の想像の世界だけではなく、確かな情報が存在
サマーウォーズではe-Sportsっぽい格闘ゲーム
サマーウォーズでは主人公がお世話になる陣内一家の佳主馬(カズマ)君が仮想空間OZ内で、対戦型格闘ゲームをプレイしている場面があります
e-Sportsという呼称はされていないものの、カズマ君が操るアバター・キングカズマに、全世界が熱狂的になっているところを見ると、e-Sportsに近しい雰囲気がしますよね
サマーウォーズを総指揮した細田守監督も、前作・映画デジモンアドベンチャーでゲームと世界とインターネットのつながりをテーマにした作品を出していますし、そういった世界規模のゲーム環境をチェックしていた可能性はありそうです
カズマ君は格闘ゲームをパソコンで遊んでおり、据え置き型のゲーム機は使っていませんでした
入力ソースもコントローラーのほかにキーボードを使っていました
最近では、現実世界での格闘ゲームでもレバーがついたアーケードコントローラーを使うより、キーボードでプレイする層もいるようで、ある意味で未来を読んでいたのかもしれません
サマーウォーズとは違う未来の、ゲームの可能性
Googleのは2019年3月にクラウドゲームサービス『Stadia』を発表しました
これは、ゲームをするための環境がガラリと変わるシステムで、例えばゲーム機を持っていない人でも、スマホからゲーム機を持っている人と全く同じゲームをプレイできるようになります
そこにスペックの差はなく、全てがクラウド上のシステムに委ねられているため、高スペックのマシンやゲーム機を用意する必要がなくなるのです
サマーウォーズ内では、家庭用のパソコンのスペックに限界を感じたカズマ君たちが、スーパーパソコンを用意して格闘ゲームに挑むシーンがありましたが、現在ではそういった心配がなくなり、誰でもネットさえ繋がっていれば同じ条件で同じゲームがプレイできるようになりました
この技術はますます発展の可能性を見せており、近しい将来にはPS4のスペックを超えるゲームが気軽にモバイル端末でプレイできる日が来そうです
まとめ ‐ サマーウォーズに見るe-Sportsの未来
現在ゲームを取り巻く環境はめまぐるしく変化しています
特にe-Sportsでは市場の発展に必要とされている、プレイヤー規模・観客規模は年々爆発的に増えており、現在ですでに世界の野球市場の人口を上回っているにも関わらず、まだまだ増え続けています
こうした市場の発展の裏には確かな技術の革新があり、先に紹介したStadiaのようなゲームプラットフォームもその一つです
この技術で注目すべき『全ての人が同じ環境で同じゲームができる』というテーマは、サマーウォーズの仮想空間OZの世界観とよく似ており、この世界の格闘ゲームのように世界中の人々が、同じ目線で同じゲームに集中することができます
そうなれば今は各地で行われている大会も一つの大きなプラットフォームに集約され、観客すらも同じクラウド上にログインし、同じ視点で盛り上がる日がくるかもしれません
これは現在、世界から後れをとり、まるで遠い世界での出来事のように思っている日本の一般層が、このゲーム界の大きな動きを知るきっかけとなるでしょう
そしてそれが本当の意味で普及したとき、映画サマーウォーズの世界のように最高にエキサイティングな日常がやってくるように思うのです