おはようございます!伊達マンです。
今回もe-Sportsネタですが、ちょっと驚きのニュースが入ってきたので記事にさせてもらいます。
7月27日から29日かけてアメリカのニューヨーク州で行われたフォートナイトの世界大会、その名も『Fortnite World Cup』の賞金金額が話題を呼んでいます。
賞金総額がとんでもない額に!
賞金総額は1大会でなんと32億円!!
これはゴルフのマスターズ(12億)の3倍の額であり、テニスのウィンブルドン(46億)に匹敵する額であります。
さらにすごいのは出場するだけで賞金がでることです。
なんとその額一人辺り540万円!!!
驚きの金額ですよね。
プロゲーマー学生のポテンシャル
この高額賞金を手にするのはゲームに熟練した大人たち…
と思いきや、まだ年端もいかない子供たちなんです!
日本から予選を勝ち抜いて上がってきた4名の選手はいずれも15~16歳の少年たち。
最年少は中学3年生です。
皆決勝にコマを進めており参加賞の540万円は獲得済みという強者たち。
ゲームですでに一生分のお小遣いをゲットしていますね(笑)
プレイヤー人口は6億人を超えていると言われているフォートナイトで、強豪出そろう大会に参加できる中学生なんてゲーム廃人になっているのかと思いきや、そうではありません。
彼らはフォートナイトを初めてまだ1年ちょっとのプレイヤーたちばかりなのです。
FPSでは必須ともいえる反射神経や判断力、入力の正確さを、若者の吸収力と集中力でカバーし、わずか1年ちょっとでプロの世界に足を踏み入れているという事実が今大会で証明されています。
世間では親御さんがフォートナイトにハマる子供たちを見かねてあらゆる対策を練っているようですが、ゲームをすることで開く道もあるのではないか?と考えさせられます。
プロゲーマーは勉強も大事?
今回、フォートナイトの世界大会に出場した彼らは、これからもプロとして活躍を続けていくのかと思いきや、そうではないようです。
みな、口をそろえて『(学校の)勉強が大切』と語ります。
これは「えらいね~!」で終わらせていい話題ではありません。
彼らはゲームのプロとして将来食べていくことへの不安を肌で感じているからです。
彼らはすでにゲーム大会の賞金だけではなく、YouTuberとしてもお金を生み出しています。
それはすでにサラリーマンの月給を超える金額を高校生にして稼いでおり、その生活を続けて将来食べていくことを考えてしまいそうになります。
ですが、彼らはその道だけを選ぼうとはしません。
・プレイヤーとして引退時期が早いこと
・収入の安定性
・ゲームで稼げなくなった場合のこと
を全て考えた上で、勉強も大事であると満場一致の答えを出しているのです。
最前線で活躍する若きプロゲーマーたちのこの選択は、e-Sports業界自体の不安定さを象徴しているといってもいいでしょう。
夢のあるステージの裏側では、いまだ土台の組みあがっていない部分もあるという現実があります。
爆発的に増え続けるプロゲーマーやe-Sports関係者たちが、それだけに専念できる時代は来るのでしょうか。